埼玉県の中心にある吉見町の行政書士事務所

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こよなくサンダルを愛する行政書士小川忠喜事務所の小川の日常や気になったことを記しています。実は、靴が嫌いで、365日、雨の日も雪の日もサンダルで過ごしていますが、ご依頼人と会うときは、靴で頑張っています。99%は意味のない記事ですが、1%は皆さんに役立つ情報を取り入れていこうと思っています。ちなみに、更新は気の向いた時だけなので、ご了承ください。

資金繰り表が大切なワケ

こんばんは。寒くなりましたね。こんな時期でもサンダルで行動する行政書士の小川です。

さて、最近、私の事務所では起業などに関する仕事が多く、会社の基本をつくる定款や資金調達のための書類などのご相談がメインになっています。
そこで、今回は資金調達に使用する書類のひとつである「資金繰り表」について少し書いてみようと思います。

会社を興そうとしたり、新しい事業を始めようとするときに、銀行などから要求される書類がありますが、「資金繰り表」も要求される重要な書類です。
どのような事業を始める場合でも、売上を予測し、支出を計算してどの程度の利益が上がるのかを試算します。
そして、成功する可能性があるから事業を始めようとする場合がほとんどであると思います。
まあ、私の場合は、この仕事がしたいからというあいまいな理由でしたけど…話がそれてすみません。
話を戻します。このとき、売上が上がるのは、請求したときに売上を計上する場合が多いと思います。
例えば、月末締めで翌月末に入金の場合、1か月は自分のところに現金が入ってこないのです。それを計算するのが「資金繰り表」です。
「資金繰り表」で計算すると、売上予測などの試算したものではわからなかった現金の流れがわかるようになり、支出の支払い時期までにどのくらい現金が必要なのかがわかります。
あたりまえのことだと思われるでしょうが、この「資金繰り表」が資金調達である融資の際に重要になってくる場合があります。
私が相談をうけた企業さんでも、売上予測の試算では全く問題無かったのですが、資金繰り表を使ってみたところ、上手く資金繰りができないことに気づきました。
私も痛感していることですが、事業を始める難しさは、どの方も一度は感じることと思います。
これから、事業を始めようとする方、起業をお考えの方、いらっしゃると思います。
ひとりでも多くの方が成功できるように、様々な角度から予測してみてください。成功をお祈りしています。
では。